テーマ:医師という仕事

新しい痔核手術の開発

わが国の痔核手術の主流は、痔核を縦方向に切除する結紮切除術です。 肛門科専門医の間では、さらに痔核を切除した後の傷を縫い合わせる『半閉鎖式結紮切除術』を採用している医師が多くいます。 ただ、この手術は輪郭が書いてない紙から切り絵を行なうような、数多くの経験と才能が必要です。 縫い合わせた傷が開いてしまえば、術後の出血や痛みを増…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

手術のビデオ

先日、手術の記録をしているビデオカメラ(テープ式:買って4年くらい)が壊れてしまって、修理を見積もったら18000円もかかるうえに、既にテープ式のビデオカメラは製造していないことが判明。 「こりゃ買い替えだ」と安そうなビデオカメラを探していたら、店員さんが勧めてくれたのがデジカメのビデオ機能を使うという手。 発売一年を過ぎて、特…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

今年一番 泣けた話

どうも歳のせいか、些細なことにグッと来て涙ぐんでしまうことが多くなったこの一年であった。なんせ、AKB48の『Everyday、カチューシャ』を歌っていても、中学生のころのせつない気持ちがこみ上げてきて、声が詰まってしまうほどの重症(^^ゞ 定期的に通院してくる患者さんに、40歳くらいのダウン症の女性がいる。ダウン症というのは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【病院の実力】VS【学会の実力】

事の初めは、友人医師のぼやき。 「今年もお金がないから、名医にはなれなかったね」 日本肝胆膵外科学会が、週刊朝日増刊号「いい病院ランキング」に対して抗議文を送ったとの情報が入った。同時に友人の大学医学部教授からも、この手の『名医ねつ造本』仕組みについてコメントがあった。それによると 1)症例数や治療成績などのアンケートを各病…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

山岳救助隊に協力した話

高尾山に登ってみた。 しとしと雨の中、そんな日に登る人は、よほどの登山ファンなのであろう、色とりどりのウエアにトレッキングシューズ。 こちらはといえば、ほんのお気楽山歩きのため、ゴルフ用のパーカーと、スパイクレスゴルフシューズ。 一応、防水樹脂製の凸凹靴底なので、滑ったりぬかるみで困ることはなかったが、岩が露出している場所では、足…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

弱者への無限の同情

昨日、名古屋に行ったついでに医学生の娘と、母校名古屋大学医学部を訪れた。 『子は親の背中を見て育つ』というが、そんなたいそうな背中を(広いことは広いけど(^_^;))持っていない私は、せめて自分の原点を見せたくて連れて行ったのである。 大学病院は建て替えられて、見上げるばかりの高層ビルになっていた。 講義室の外装は近代的にお色…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

いじめ自殺問題の根本解決法

先日、母校の同門会で、長尾能雅教授のお話を伺う機会を得た。 数年前から話題になっている、医療事故を防止するための専門家で、肩書きも『名古屋大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部 教授』という舌を噛みそうな長~い友達肩書きである。 その講演の中で、かつて人工透析をする場合、滅菌済みの複雑な透析回路の組立を医者自ら行っていて、それ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

教授は昔から努力家だった

Dr.OKは、ラグビー部に所属していた。 身長183cmと、大阪大学の中野さんに『プロレスラーのほうが向いている』と言われた、95kgの体躯。 弱小ラグビー部においては、週二回練習(といっても週三回しか練習日がなかった)に参加するだけで、楽々、不動のロックとして活躍し、自由気ままに大学生活を送っていた。 一方、Prof.KO。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

胃ろう問題について

2012年6月28日に 『日本老年医学会(理事長・大内尉義東大教授)は27日、高齢者の終末期における胃ろうなどの人工的水分・栄養補給について、導入や中止、差し控えなどを判断する際の指針を決定した。』 との報道があった。 私の知り合いにも、6年前に脳卒中で寝たきりとなり、誤嚥性肺炎(食べ物をうまく飲み込めず肺に入ることが原因で生…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

知らしむべし、寄らしむべし

最近、ココロを入れ替えて、このブログの本題である『痔のおはなし』に力を入れようと、記事を作成している。どうしても、病気の話となると、それが外科系であることからも、説明に画像が必要となってくる。 たとえば、内痔核の脱出(いわゆる脱肛)と、血栓性外痔核と、かんとん痔核を文章だけで説明しようとすると至難の業。 文章だけの説明では、一般…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

労働条件、どうよ!!

GWのさなかの4月29日、高速バスが側壁に激突する事故が発生した。バスは前部がつぶれ、運転手、乗客45人のうち7人が死亡、9人が重傷、29人が軽傷という、大惨事。 まず、亡くなった方々のご冥福と怪我をされた人々のご快癒をお祈りしたい。 その後、原因が運転手の過労による居眠りという事で、その労働条件の厳しさが次々と報じられている。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日曜勤務

西新井大腸肛門科でワラジを脱いでいるDr.OK、第2,3,4週の日曜日は一人で勤務している。 最初は、検査申込書の扱いや、緊急時の紹介病院先など、わからないことばかりでドギマギしたが、最近ではそれもスムースにこなせるようになった。 朝8時半から入院患者さんの診察が始まり、9時から12時までは外来診療。 医師はたった一人だから、…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

解剖実習

医学生の娘が3年生になったころ、 「とーとー(おとうさん)、解剖実習始まったよー(´▽`)ノワーイ」 と連絡がきた。 「様子はどう?」 と尋ねると 「面白いけど、大変だよー」 との返事。 はやくも、医学的に興味があることを『面白い』と言ってしまう、医者の嫌なところの片鱗をのぞかせている。 興味ある病気の患者さんを…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

無痛内視鏡検査

『まったく痛みを感じず、寝ているうちに大腸内視鏡検査ができます』 などという宣伝文句で患者さんを集めている医療機関がある。 今や【無痛内視鏡検査】でググれば、いっぱい検索できるほど流行っている。 どういうことするかというと、点滴をしている管からプロポフォールという麻酔薬を注入する。 プロポフォールは、全身麻酔を行うときに…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

勘違いなCM

最近放映されている、クロレッツXP「ホンネ}編 場所は窓からビルの明かりが見えるオフィス。残業中の課長役の玉木宏が、そそくさと帰ろうとする部下のOLについ本音を洩らすという設定。 OL「課長仕事遅いですねー」 課長「逃げ足早いね」 OL「お先です、合コンなんで」 課長「合コンがそんなに大事ですか」 O…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

当直明け

昨晩当直をこなし、引き続き今日一日診療です。 当直といっても救急外来をやるわけではなく、入院患者さんの対応をするだけで、寝当直といっても良いものでした。 私が卒業してから5年間修行していた小牧市民病院は、救急医療を頑張って発展した病院なので、救急外来は大変忙しく、「どんな場合も、絶対に断るな」というのが至上命令でした。 あ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

ジュニア空手大会

大会医師をやってきました。 幼稚園児から中学生まで、学年別に戦うのである。 同じ学年でも、体重15Kgも違った対戦もあって、ハラハラする場面も多い。 応援の方々の力の入れようもすごい。 声援の大きさやビデオカメラの数を比べたら、プロの試合を凌駕する。 幼稚園児や小学生低学年の試合は、見ていても微笑ましい。 大きな…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

キャンセル自由???

朝、内視鏡検査の予約をしていた患者さんから電話があった。 「会社の検診で受けるから、キャンセルします。」 体調が悪いとか、都合が急につかなくなったなら、仕方がない。 でも、会社の検診の予定は以前からわかっていたものだろう。 それを、当日の朝にキャンセルされるのでは、こちらも困ってしまう。 キャンセル代は取られないので、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本大腸肛門病学会専門医制度

私が所属する表題の学会。 独自の専門医制度を持っていて、業績に応じて 一般会員⇒専門医⇒指導医⇒評議員 と出世コースのレールが敷かれている。 一般会員には、医者なら誰でもなれる。 医師の経歴に「日本大腸肛門病学会会員」と書かれていても専門医である保障にはならない。 年会費を納めていれば、誰でもなれるからである。 専…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

娘の旅立ち

深夜早朝、目覚めた自分の隣の部屋で、娘がようやく眠りに付いたようだ。 明日朝、娘は友人と旅立ち、大分へ旅行。 帰ると挨拶する暇もなく、福井へ旅立つ予定だという。 父親としても、とても複雑な気持ち。 元気でいてくれ。 おろかな父親を踏み台にして、乗り越えておくれ。 この先、何回一緒に笑って食事ができるのだろう。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

危険な運動、危険な薬

22日に行われた「東京マラソン2009」に出場したデイリースポーツ特命応援団長でおなじみのタレント・松村邦洋(41)が、スタートから14・7キロ地点で突然倒れ、一時心肺停止状態になった。 大変な事態である。私の恩師の心臓外科の教授は、心臓手術後の患者さんが「いつになったらマラソンできますか」と尋ねられて憤慨していた。 大きなマラ…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

大腸肛門病学会セミナー

昨日、日本大腸肛門病学会が主催するセミナーが開催された。 毎年この時期に開催され、Dr.OKも欠かさず参加しているが、今年はなんと全国から500人以上の参加。 例年は、テーブルつきの指定席が用意されるが、急遽椅子だけの席となったとの事。 それもそのはず、今年から大腸肛門病学会の専門医になるためには、セミナーの参加が義務付けられ…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

診療報酬改定

4月1日から、診療報酬の改定があって、バタバタしていたため、更新が1ヶ月以上できませんでした。 保険診療を行なっている医療機関は、全ての医療行為が一律に決められていて、2年ごとに改定があるのです。 電話帳のような資料を渡されて自分に関係あるところを探し出し、請求漏れがないようにしなくてはクリニックの経営が成り立たないので、大変で…
トラックバック:0
コメント:6

続きを読むread more

取材を受けます

クリニックと自宅の往復生活。 話をする相手も、患者さんと医療関係者ばかりでは、興味の対象も限られてくる。 そんな中で舞い込んだ一枚のファックス。 医者を選ぶときに参考にされる本の取材である。 2年前に発行した本の改訂版との事。 早速電話をかけて、久々に取材を受ける機会を得る事になった。 楽しみなのはライターの方が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

学会活動

週末に大腸肛門病学会学術集会が品川で催された。 期間中クリニックを臨時休診にできればよいのだが、まだまだ開院してまもない状況ではそうも行かず、ゲリラ戦のような参加となった。 木曜午後には評議員会出席した。 会議が終わった後の懇親会が始まるまでの間、会場前のロビーで立ち話。 「どう、クリニックのほうは」 開業医である先輩が声…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

しゃべくり麻酔

大腸内視鏡を行うとき、緊張や痛みを和らげるために麻酔剤を使うことが行われている。 さらにできるだけ患者さんに話しかけてリラックスしてもらう事も大切である。 これを、『しゃべくり麻酔』と自称している。 「どうですか、下剤は効きましたか?」 「効きすぎて、もう大腸は空っぽです」 こんな返事が返ってくるようなときは、半分『勝った…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

二台目の携帯

携帯電話マニアの人は、何台もの端末を使い分ける。 以前その話を聞いたとき、まさか自分がそうなるとは思っていなかった。 Dr.OKの二台目の携帯電話は、患者さんとの連絡専用である。 日帰りで痔の手術を行う。 予想できる痛みや出血の注意は十分したつもりでも、緊急事態が生じる可能性もある。 そんなときに連絡をするための、赤い携帯…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

切れてな~いっ

「先生、痔が切れたみたいで出血するんですよ」 「痛みますか?」 「痛くはないんですけどね・・・」 診察の時、よく患者さんと交わす会話である。 患者さんは、痔核にバックリと傷ができて血が出ていると思われているらしい。 痔核は痔静脈叢という血管が集まっている部分が大きくなったものだから、針穴のような傷でも出血は多い。 どうも…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

連休なのにねぇ

窓から見える空は、青空。 ぽっかりと浮かんだ雲がゆっくり流れている。 連休だというのに、パソコンに向かっているDr.OK。 再来週、某セミナーの公演を引き受けているため、朝から原稿作り。 お題は「大腸とおしりの話」 自分の得意分野ではあるが、学会の発表とは違って一般の人を対象としているから、どこにポイントを置くべきかが難し…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more