痔の手術は必要か

痔というのは肛門の病気全般をさす言葉なので、今回はその中でも一番多い痔核(いぼ痔)についてのお話。

究極の選択は『手術したくなければしなくても良い』である。
ただ、痔核がどんな症状であるかによって、選択肢も変わってくる。
急に腫れて痛むような、血栓性外痔核やかんとん痔核は薬の治療で治る。
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【急に肛門の一部が「ぷくん」と腫れて痛むのが、血栓性外痔核】


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【肛門の広い範囲で腫れて戻せないのが、かんとん痔核】


手術するかどうか迷うのは、脱肛である。
腫れていないのに排便時や、時には長時間歩いた時に肛門の外に『いぼ』のようなものが出てくる。
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【いきむと脱出するのが、脱肛】


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【押し込むときれいに戻るのも、脱肛の特徴】


排便習慣や生活療法の改善によって、症状が無くなることも多いけど、『上手く付き合う』必要がある。
「いぼ痔と付き合うのは嫌だ」
と考えるなら、切り取ってしまうのが手っ取り早い。

ちなみに、保険診療で排便や生活習慣の改善のために長時間説明をしたところで、余計の診察費はいただけないので、勢い手術に傾くのは医者の良心に任されている現状がある。

医者が「切らなきゃ治らない」と言った痔が、切らずに治った。という「患者さんの喜びの言葉」を載せている、有名な通信販売の薬の類は、血栓性外痔核やかんとん痔核を『切らないと経営上問題がある』と判断した医者の事情もあるのではないかと、私は疑っている。
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