特選!Dr.OKのまじめなおしりのはなし46:痔が出たら

患者さんの症状で『痔が出る』という人がいる。
肛門の形が飛び出した形になっている事を、そう表現しているわけである。

それに対して、どんな治療をするか気になるところである。
先輩患者の話を聞くと、
「痔が出たら、切らなきゃだめだと医者に言われた」
とか
「切らなくてもいいって言われたけど、いっこうに治らない」
とか、いろいろな説が飛び交っているが、これは『痔が出る』という表現の中に、いろいろな種類の痔が含まれていることに原因がある。

まず代表的なのは、【かんとん痔核】
これは、肛門の中や周囲の血管で血栓(血のカタマリ)ができて、急に腫れたもの。
ある日突然『出る』のが特徴で、激しい痛みを伴う。
治療法は医者の間でも議論があって、『すぐ切る派』と『薬で治す派』がある。
Dr.OKが原則『薬で治す派』なのは、切らなくても元の状態に戻る事が解っているから。

次に多いのが、【痔核が脱出(脱肛)】するもの。
これは、腫れているわけではないので痛みはほとんどない。
痔の血管部分が大きくなって支えきれなくなり、スライドするように肛門の外まで出てくるもの。
これは手術をしたり、注射による硬化療法を行わないと治らない。
ただ、治して痔とケツベツしたいか『人生のよき友』として付き合っていくかは、患者さんの気持ち次第。

三つは、スキンタッグ。
これは、肛門の周囲の皮膚がたわんで肛門の外からつまむことができるもの。
血管の成分が多ければ「外痔核」といっても良いけど、どちらともとれるグレーゾーンが多い。
これも、いくら薬を付けたところで小さくなることはない。
気になるから、局所麻酔をかけて切るしかありません。
ただ、これは病気とするかどうかは患者さんの気持ち次第。
成人の肛門は、赤ちゃんの肛門のようにツルツルなわけじゃないからね!(^^)!

それでは最後に、上の三つの『出る痔』を見てみたい人だけにお届けする「出る痔三態」
上から、かんとん痔核、痔の脱出、スキンタッグです。
自己責任で、画面をスクロールしてご覧ください。


































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