中には検索結果の要約に
『病院で「手術しかない」と言われた方でも大丈夫です。』
というのがあるではないか。患者さんに身体的にも経済的にも負担をかけない治療法があれば理想的だと思うので、さっそくいくつかの鍼灸院のホームページを覗いてみた。
一番目を引いたのは、治療経過を写真に撮った症例報告。
かんとん痔核と思われる肛門周囲が大きく腫れあがった写真が載っていた。
説明によると、最初に肛門科を受診したら手術が必要と言われたが、手術を受けたくないので鍼灸院を受診したとの事。
週一回の治療で、三か月で完治した経過が解説されている。
「だが、待てよぉ。」
かんとん痔核というのは、痔の血管で血流障害が起こって血液が固まってたくさんの血栓を作り、肛門が急に腫れあがる病気である。
これを手術で切除するか、軟膏や座薬の治療で治すかは、医師によって考え方に違いがあるが、Dr.OKは原則的に手術はお勧めしていない。
痛みが強い時には薬を使うけど、その時期が過ぎたら何もしなくても腫れた肛門は徐々にひいて言って、三か月もたったら自然に元に戻ってしまうものなのである。
かんとん痔核のような手術をしなくても治る病気に、鍼治療を行ったから『手術をしなくても治すことができた』というのは、ちょっとなぁ・・・
かんとん痔核が鍼治療で治っていく写真は、こちらのページにあります。
http://www.ji1.jp/shourei_1.htm
それに対して、Dr.OKが薬の治療を行った症例写真はこちらです。そっくりでしょ!(^^)!
http://blog.dr-ok.com/201207/article_5.html
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