Dr.OKの消痔堂日誌

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zoom RSS 特選!Dr.OKのまじめなおしりのはなし18

<<   作成日時 : 2013/02/12 23:15   >>

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「おしりが痛いんです」
と、患者さんが訴えたとき、Dr.OKが患者さんにする質問は
@急に痛くなったか
A腫れているか
B排便時に痛むか
C出血を伴うか
などがある。
それだけの内容で、血栓性外痔核、かんとん痔核、肛門周囲膿瘍、裂肛などの痔の代表的な病気を、ほぼ確実に言い当てることができる。

問題は、これらすべての質問に『No』の場合。
いつから痛くなったか良くわからんけど、何となく痛い。触ってみてもどこが痛いかはっきりしない。肛門に指を入れて診察してみても、強く痛みを感じることはなく「なんとなくその辺が痛むんですよ」のような場合がある。
しかし、患者さんにとっては、「朝起きたときから一日中気になる」とか「仕事をしていると、午後になってから痛くなって、仕事にならない」などと、かなり深刻な悩みを訴えられる。

そんな、はっきり痔の病気の痛みとはちょっと種類が違う痛みの中で、最近立て続けに経験したのが、いわゆる坐骨神経痛。
坐骨神経は、腰椎(背骨の腰の部分)から出ていて、骨盤を通過して両下肢に伸びている神経で、それが途中で圧迫されることなどで痛みを生じる。
よくよく話を聞くと、おしりだけではなく脚の痛みやしびれ感を伴っていることが多い。

研修医時代に整形外科を回ったときに教わったラセーグテスト(仰臥位で患者の片側の下肢を持ち上げ、膝を伸ばすと痛みが大腿後面から膝下まで発現する場合を陽性とする)を行えば、典型的なものなら診断することができる。
http://www.youtube.com/watch?v=GEm9TzkVPQQ
しかしやはりそこは『餅は餅屋』、そのほかの重大な病気を見落としてはいけない。
原因がわからないおしりの痛みの場合には、整形外科の先生に紹介状を書いて御高診(診察して診断を下す)を伺って治療を依頼したほうが、患者さんにとっても親切というものだろう。
ちなみに、こういう場合の紹介状には『よろしく御高診、御高配お願いいたします』で締めくくり、さらに宛名に『〇〇先生 御机下』(「机の下に置かせていただきますので、お時間があったら読んでください」という意味か?)と記すのが礼儀とされている。なんと大仰な事か(^^ゞ

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