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zoom RSS 特選!Dr.OKのまじめなおしりのはなし12

<<   作成日時 : 2012/11/21 03:26   >>

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今回は、やや難しい手術方法SSG法(SlidingSkinGraft:皮膚弁移動術)の説明をいたしましょう。
裂肛の大部分は、肛門狭窄を伴っていることが多く、手術で傷を治すのと同時に、狭窄を治す方法がこの手術法です。
前回登場したL.S.I.S.法が、裂肛ができている肛門上皮がその下にある内肛門括約筋と癒着していない場合に選択すべき術式であるという説明をしましたが、今回は肛門上皮と内肛門括約筋が癒着している場合に選択される術式です。
また、この方法は、手術後の瘢痕による狭窄や、便が長年にわたって柔らかいことで狭くなってしまった肛門などの形成術にも広く用いられている、汎用性のある手術術式です。

手術方法は以下のごとし
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写真付きの解説が見たい人は、自己責任でクスローーール。


























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1. 裂肛に付随する肛門ポリープや見張りイボを切除する。

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2. 狭窄の元凶になっている内括約筋に切開を少しずつ加え、狭窄を解除する。

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3. 傷を横に引っ張り、肛門の広さを確保できる方向(輪状方向)に溶ける糸で針をかける。

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4. 縫合した部分の外の皮膚に切開を加えると、皮膚は縫合した部分の牽引によって、肛門内部にずれる。

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5. その結果として裂肛の傷があった部分を肛門の外の皮膚でおおうことになる。
傷は肛門の外に残るが、この傷は肛門内の傷(裂肛)と比べ、簡単に治る。

最後に一言、下の写真のように肛門から脱出する肛門ポリープや痔核が合併している裂肛(黄色矢印)は、薬の治療では決して治りませんから、早く手術を受けたほうが、シアワセな人生が長くなります(^_-)
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