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zoom RSS 特選!Dr.OKのまじめなおしりのはなし9

<<   作成日時 : 2012/10/03 02:03   >>

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今回は、いわゆる切れ痔『裂肛』のお話をしましょう。
画像裂肛は読んで字のごとく、肛門にできた傷です。肛門といっても広うございまして、肛門のしまっているところ、要するに出口ギリギリ、出口から(たまに患者さんで、『肛門の入り口のあたりに・・』と表現する人がいますが、なぁるほど、そういうご趣味があるのですかと(,_'☆\ バキ)
改めて、出口から1p位の場所の肛門上皮(要するに肛門の皮膚ですな)にできる傷です。肛門上皮の部分には、痛みを感じる神経が来ていますから、症状としては排便時などの肛門が広げられるときに強い痛みを感じます。
その痛みの影響で肛門括約筋が痙攣すると言われているのですが、痛みがいつまでも続く(時に数時間痛むと訴える患者さんもいる)ことに特徴があります。
傷ですから、当然出血もあります。多くは、排便後の紙につく程度ですけど、中にはぽたぽたと出血が続くと訴える患者さんもいます。

裂肛の原因で一番多いのは、便秘によって硬くて太い便を無理に出すことで、肛門が急に広がりすぎて上皮が裂けたものです。このように、力学的に広げられ過ぎて傷ができるものに、肛門を使っての性行為があるようです。
このような場合、男性はなかなか恥ずかしがって口を割らないのですが、最近では若い女性が
「彼が、嫌だというのに無理に入れるものだから切れた(○`ε´○)」
なんて、こちらが赤面するくらいあっけらかんと外来で訴えることも・・・
しかし、こちらもプロ
「ずいぶん立派な物をお持ちの彼ですねぇ」
なんて、慌てず応対する。

時に、「いつも下痢で、硬い便なんて出した記憶がない」
と言われる、患者さんもいらっしゃる。
肛門の上皮は、特に後方(背中側)は血流量が少ないと言われていて、それが小さな傷ができてもなかなか治らずに、慢性化してしまう。

できたばかりの浅い裂肛であれば、薬の治療で大部分が治ります。
便が固くて、肛門が広げられ過ぎて痛む場合は、下剤を適宜使用し便を柔らかくすし、そのうえで裂肛の傷に薬をつけるとこと目指します。
固形の座薬の場合、痛みが強い上に、裂肛ができている肛門が閉まっている部分にとどまることはできず、直腸まで入ってしまってそこで溶けるために、薬の成分が裂肛の傷につくことは期待できません。
私は、軟膏を浅く注入することを勧めていますが、固形の座薬に軟膏をつけて肛門内に入れることで軟膏を傷につける方法もあります。
★例によって、いかに裂肛の生写真を掲載します。
見たくない人は、右上の×をぽちっと
見たい人は自己責任でスクローーーール




















画像

次回は、裂肛の手術治療を解説します。

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