
二回目なので迷うことは無かったが、大きな看板も暖簾もなく、内部が薄暗い方っぽいライトで照らされているガラス張りの店は、とてもラーメン屋とは思えない。
今回は、2種類のつけ汁が注文できる2色つけ麺 850円を選択。例によって、同じ料金でできる大盛り360gを注文した。
待っている間、店の中を見回す。13席あるカウンターの中で2人の若者が働いている。座ると同時に水のコップが置かれ、お客さんは食べ終わった食器をカウンターの前の台に載せていく。その都度若者から
「ありがとうございます、助かります」
と声がかかるのが小気味よい。
出されたつけ汁は、容器が長くは持てないくらい熱々であり、真っ先に海老味噌のつけ汁に叉焼をしずめて、試合開始。
海老味噌のつけ汁は、コーンスープのような粘度と滑らかさをもっている。お味は、程よく海老の香りが漂い、決して海老臭くない。太めのめんによく絡むつけ汁は、たっぷりの量がだされ、それだけでも大盛りの麺をすべて食べられてしまう量であるのには驚く。
一緒に出された、トマト味のつけ汁も、どこか上品な味で、トマトの旨みがよく出されていた。こちらは、後半トウガラシを加えて、味を変えてみたが、これも美味しかった。
どうも、この店の目指す方向性がDr.OKの嗜好によくあっているようだ。
ほかのお客さんが注文していた黒ゴマ味というのも、次回に試してみたい味である。
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