Dr.OKの消痔堂日誌

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zoom RSS 特選!Dr.OKのまじめなおしりのはなし1

<<   作成日時 : 2012/06/24 05:32   >>

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こんにちは、Dr.OKです。おしりの調子はいかがですか?
今回から、新たな痔に関するシリーズを始めます。
題して「特選まじめなおしりのはなし」

古典的痔専門のホームぺージ
『Dr.OKのまじめなおしりのはなし』
http://www2b.biglobe.ne.jp/~dr-ok/
で披露した『痔のおはなし』を再度読みやすい形で連載したいと思います。
もちろん、痔の手術中(患者さんの意識はある)でも、何とか患者さんの緊張を取って笑わかせようとする性分なので、Dr.OKのドタバタ面白、ときに一緒に考えたくなるような話も、『コーヒーブレイク程度』に挟んでいきたいと思います。それでは、はじまりはじまりーーぃ



肛門科の外来にやってくる患者さんに、最初にする質問で
「今日はどういう症状でいらっしゃったのですか?」
というものがある。この質問に対して、大部分の患者さんが「痔が悪くて」とお答えになる。
医者としては、「血が出る」とか「おしりが痛い」というような、肛門の病気特有の症状がうかがえるものと期待しているが、第一声からスムースに行かないことが常である。どうも患者さんは「痔」という特殊な病気があるものと勘違いしているらしい。

「痔」というのは、肛門の病気の総称で、一つの病気を表す言葉ではない。代表的なものとして、痔核、痔ろう、裂肛、肛門周囲膿瘍、肛門周囲湿疹、膿皮症などなど様々なものがあるが、それに加えて、いぼ痔、あな痔、切れ痔など、誤解されやすい別称があり、これを医者までが使うから、ますます話がややこしくなる。
運良く、患者さんが症状を尋ねられて「実は痔が切れて」などと症状らしきものを口に出したとしても、これがまた裂肛なのか、単に出血することを「切れた」と表現しているのか、さらに分かりにくくなってしまう。

このようなことが起こっている最大の原因は「痔は恥ずかしい病気で、だれにも聞くことができないから」という、痔疾患の特殊事情がある。
さらに、大学でも痔疾患を軽視する傾向がかつてはあり、これについて体系的な医学教育を受けていない医者が大勢存在していることも、あながち間違いとは言えない。

さらに性器と近い肛門は、羞恥心の対象部位としては他の体の部位と比べて群を抜いている。その感情に付け入るように、
「だれにも知られずに、薬で治す」
などという、怪しげなコピーで薬を売る業者まで混在して、ますます痔疾患の正しい知識が普及することを妨げている。

かつて私が教授に「東京へ行って、痔の勉強がしたい」
と申し出たら、
「奥田君、単身東京へ乗り込んで勉強してくるとは、見上げた根性だ。だけど、どうして痔なんだ?移植を勉強したいとか、肝臓の手術を学んできたいとか言ってほしかったなぁ」
とおっしゃった。
それでくじけるDr.OKではない。

以後24年間、「痔一筋(大腸癌も学んだけど)」で学んだ医学の知識を、患者さんのためにここで公開し、適切な治療を受けられて痔が気持ちよく治る手助けをしたいと思います。

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