Dr.OKの消痔堂日誌

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zoom RSS 無痛内視鏡検査

<<   作成日時 : 2012/04/19 04:32   >>

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『まったく痛みを感じず、寝ているうちに大腸内視鏡検査ができます』
などという宣伝文句で患者さんを集めている医療機関がある。
今や【無痛内視鏡検査】でググれば、いっぱい検索できるほど流行っている。

どういうことするかというと、点滴をしている管からプロポフォールという麻酔薬を注入する。

プロポフォールは、全身麻酔を行うときに、真っ先に注入される。
患者さんは数十秒で意識を失った状態で、挿管(気管に管を通すこと)を行い麻酔器につながれる。

その効果は10分程度で切れて患者さんは自分で呼吸ができるようになるため、挿管できないような不都合があった場合にも、呼吸マスクをあてて手で人工呼吸をしていれば、患者さんは無事生還できる。

このすぐれた特性を用いることで、大腸内視鏡検査を受ける患者さんの点滴の管から、プロポフォールを持続的に注入して、意識のないうちに検査を行うことができる。しかも健忘作用があり、検査中に痛がっても、検査をしたこと自体、忘れてしまっていることもあります。

ただ、欠点もある。
重大な欠点は投与量が多いと、患者さんの呼吸は止まってしまうので窒息死する恐れがある。
マイケルジャクソンが眠るために医師に投与されてお亡くなりになったのも、この薬である。

実際に、プロポフォールを使って検査をしている先生に尋ねたら、
「大丈夫、ちゃんと呼吸モニターを付けていので、呼吸が弱くなったらアラームが鳴りますから」
しかし、検査に夢中になっていたり、モニターが壊れていた時などに事故は起こるものなのである。
『石橋をたたいて割ってしまう』と言われているDr.OKは、
「使えば患者さんの評判がよくなり、Dr.OK改め『Dr.ペインレス』と映画 M★A★S★H に登場する歯科医のように呼んでもらえるようになるかしらん」
と思いながらも使っていない。

痛みが少なくなるように、内視鏡の挿入技術を磨くのはい言うまでもないが、おしゃべり好きなDr.OKは検査中に患者さんに話しかけることで気を紛らわせ、痛みを感じにくくして検査を行うようにしている。
これを『しゃべくり麻酔』と呼んでいる。

最後に、私の知り合いの麻酔医は、プロポフォールを使っての内視鏡検査について
「麻酔医のいないところで使うなんて、こんな恐ろしいことは無い。」
とおっしゃっていた。

それでもプロポフォールを使っての大腸内視鏡検査をご希望の方は、くれぐれも検査中の監視体制がしっかりしている医療施設を選んでくださいね !(^^)!

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