風もやや吹いており、時おり傘を傾けないと飛ばされそうになる。さすがに、いつもすれ違う愛犬家や、ジョガーとも、ほとんどすれ違わない。

一見して『プロの走り』を彷彿させる。
すれ違いの一瞬、パーカーのフードから、特徴のある強く張った顎が見えた。
そうだ、あの箱根駅伝で『山の神』と呼ばれた有名選手に違いない。
彼が所属する東洋大学近くの、緑深い雨の散歩道を一人黙々と走っていた。次の目標に向かって、絶え間ない努力をしているのであろう。
何事も一つの成果を上げるには、地道な努力の積み重ねが欠かせない。
Dr.OKも受験生だったころ、テレビも観ず、朝の3時から日曜祭日返上で机に向かっていたことを思い出した。
Dr.OKも初老と呼ばれる年齢に達し、いろいろ無理の効かないことが多いが、ここが人生の頑張りどき。
ましてや若人。若い時には何でもできる可能性を持っている。
何かを成し遂げた成功体験が、自分を勇気づける一生の宝物となる。
頑張れ若人、がんばれ受験生。
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