インドの衝撃

日曜日から3日連続で放映されているNHKスペシャル『インドの衝撃』に文字通り衝撃を受けている。
自分の印象の中にあるインドは、貧困にあえぐスラムの人々や、ガンジス川で荼毘に付し灰は川に流すシーン。貧しくて薪を充分に買えない人たちは、まだ灰になりきっていない遺体をそのまま流し、その近くで沐浴をして口を漱ぐ。

しかし、この番組で紹介されているインドは、GDPが20年で3倍になり、25年後には日本を追い抜くというインド。
それを支えているのが、インドの頭脳パワーなのである。
NASAで働く技術者の10人に1人がインド人で、今日発売されるWindows Vistaの開発にも、インドの頭脳が多大に貢献しているとの事である。

一方、いまだに貧しい人々も多い。
貧困から脱出するために、大学を目指す若者たちが紹介された。
約1000人の若者が同時に、屋根だけの吹きさらしの教室で一日7時間の講義を受ける。
雨が降ったら、教室の縁に座った若者は傘をさしながら懸命にノートを取っている。
雨に濡れたノートを手でぬぐいながら、懸命にノートを取り続ける。
紹介された受験生の実家では、両親、3人の弟妹、80歳のおじいさんが農作業に汗をだす。
5000円の大学受験料を捻出するためだ。
そのシーンが、自分の受験浪人時代に重なって胸が熱くなった。

彼らから比べれば充分裕福な家庭だったと思うが、会社員の父親が病気退職して入院中であった。
住宅ローンの返済に充てるため、母はおそくまで内職をしていた。
そんな中でも、年間20万円の予備校授業料を払い続けてくれた両親には頭が下がる。

あの頃が人生で一番ハングリーだった。
あのハングリー精神をもう一度思い出さなければ・・・

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