援軍あらわる

昨年12月から、医師会に入った。
医師会というと、医者ならみんな加入していると思われるかもしれないが、そうではない。
大部分が開業医の人たちで、Dr.OKのように卒業以来勤務医であるような医者の参加は極めて少ない。

昨年5月から、「一応」開業医としての仕事をしているDr.OK。
それまで考えもしなかった病院経営問題にも頭を悩ませ、それにもまして周囲にお仲間の医者が1人もいない孤独感にも耐えていた。
医師会に入れば、そういう問題にも何か糸口がつかめるだろうと期待して、先日医師会の新年会に参加した。

その日、新入会員として紹介されたのは三人。
「えらーい先生に囲まれての宴会だと、気が重いなぁ」
と思いながら新入会員の席についていたら、皆Dr.OKよりずいぶん若い先生方であった。
「オクダ先生じゃないですか?」
声をかけてくれた先生。
顔に見覚えがあるが、どこで会ったか思い出せない。
「社会保険中央総合病院で研修医をしていた〇〇です」
なんと、Dr.OKの古巣で内科の研修医をしていたとの事。
あっという間にワキアイアイの雰囲気になり、局地的に話の花が咲いた。

「それでは、自己紹介をお願いします」
と促され、壇上に上がる。
マイクの前で深呼吸し、会場を埋め尽くした先生方の注目を浴びながら自己紹介を始めた。
「私は、18年間社会保険中央総合病院で大腸肛門専門医をしていまして、痔の治療と内視鏡検査専門のクリニックを始めました奥田と申します・・・・」

席に戻ってホッとしていると、全く初対面の先生から声をかけられた。
「先生は大腸内視鏡がお得意なんですね。今度便潜血検査が陽性の患者さんがいたら紹介させてください。」
願ってもない、ありがたいお言葉である。
かなりお酒をきこしめした老先生からも声をかけられた。
「ちょっと、ちょっと、こっちの席に来なさい」
医師会の長老とも思われる、えらーい先生方の集まった席に招き入れられて、紹介していただく。
「この先生は、オシリを専門にやっているんだ。オシリ、オシリって馬鹿にしちゃいかん。毎日お世話になる大切なところなんだよ。」
自分が日ごろ思っている事が、すんなり受け入れられたようで嬉しくなった。

「先生は、お酒を飲む人、飲まない人?」
「はっ、飲みます」
「このお酒はね、そんじょそこらでは手に入らない貴重なお酒なんだよ。お酒を飲む会はしょっちゅう開いているから、参加してください」
夜は苦手なDr.OKだか、そんな貴重な機会を逃すわけにはいかない。

あっという間に、たくさんの仲間が増えたような安心感は、何物にも代えがたい。
先日は、さっそく内視鏡検査の患者さんを紹介していただいた。
援軍あらわるである。
「人生のピンチには、いつも人に恵まれる」
というDr.OKの強運はここでも健在であった。

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この記事へのコメント

椎原正
2007年01月27日 14:48
医師会に参加されたんですね。
いい交流の場になったようですね。
2007年01月28日 22:46
仲間を作るのも、仕事をする一つの楽しみですからね(^^)

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