カミのみぞ知る

ジオン注射で脱肛を治療して、三週間目の患者さん。
「排便時の違和感はありますか?」
「最近は、ほとんど感じなくなりました」

「脱出はいかがですか」
肛門鏡を挿入して診察しながらうかがう。
肛門の奥に見える痔核は、小さく固まって動く気配はない。
そればかりか、外痔核も肛門内に引き込まれていて、赤ちゃんのおしりのようにツルツルである。

「来週で四週目ですから、次回が最後の診察ですね」
診察を終えて、嬉しそうな表情の患者さん。
「ジオンで治療して、トイレットペーパーの消費量が激減しました」
と意外なお話。

なるほど、排便のたびに脱肛する肛門を処理するには、大量のカミが必要だったのである。
ジオン注は医療費が安いのみならず、環境にもやさしい治療法なのであった。

この記事へのコメント

ニシニシ
2006年11月20日 00:16
私も以前、先生にストーマを閉じてもらったあと、
トイレの回数が多く、
一日で家のトイレットペーパーが無くなってw

先生が前に務めていた病院では
一日でトイレの手洗い用の石鹸水が無くなるの
ご存知でしたか?
2006年11月20日 11:51
石鹸水が一日でなくなるんですか。
想像も及びませんでした。.σ(^_^;)
経過順調
2006年11月22日 09:36
1年半ほど前に、大久保の社保中にて先生に内痔核の手術をしていただいた者です。その後の経過は全く順調で、病院を再訪することなく済んでおります。
経験豊富な先生が、「意外なお話」とのことでしたので、思わず書き込みをさせていただきました。
ジオン治療ではありませんでしたが、私も「トイレットペーパーの消費量が激減」を痛切に感じた一人です。
2006年11月22日 10:28
社保中時代は、外来があまりにも混雑していたので、患者さんとゆっくり話をする暇もありませんでした。
アイビークリニックに移ってからは、時間があり余っている(患者さんがイマイチ増えないのに、ちょっと困っていますが)ので、いろいろ話し込む事も多く、新たな発見の毎日です。

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