痔が出ます

医者にかかったほうが良いでしょうか?
こんな内容の相談メールが頻回に来る。

肛門から何かが出ている病気として、思いつくものを並べても
①血栓性外痔核
②かんとん痔核
③内痔核
④外痔核
⑤肛門ポリープ
⑥スキンタッグ
⑦直腸脱
⑧大腸ポリープ
⑨粘膜脱症候群
⑩肛門癌
⑪みはりいぼ
⑫痔瘻の出口
まだまだあるかもしれない。

①や②であれば安静にしているだけでも治るが、それ以下のものは、手術や生活習慣の改善などそれぞれに対応する必要がある。
また、誤った自己治療をしていて、悪化してしまったり、手遅れになったりする病気も含まれるから、問題は複雑である。

時に、医者であっても間違えそうになる。
「毎回、排便するたびに脱肛して手で押さえ込んでいるんですよ」
と訴える患者さんが来ると、まず頭に浮かぶのが痔核の脱出。
「これは手術しなければ治りませんね」
ということで入院手術を決めてしまうと、落とし穴にはまる事がある。

ここで重要なのは、痔核が確実に脱出するか確認できるか否か。
Dr.OKはストランゲ型という二枚貝のような形の肛門鏡で、内痔核を外へこすりあげて脱出するかどうか確認してみる。
「痔核が外に出てこない」
と判断したときは、実際にいきんでもらって脱出するものを確認する。
時に、直腸脱だったり、大腸ポリープだったりする。
たったこれだけの事だが、意外と行われていないケースに当たって当惑する事もある。

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この記事へのコメント

2006年09月10日 01:58
専門医の先生に診ていただけるか、とりあえずの診察で終わってしまうかで、人生大きく違うことになるのですね。様々な専門医の先生や、指導医の先生のご意見を拝聴する機会に恵まれ、これをいかに患者様に理解していただくか。。。
早急に「いきいきねっと」のリニューアルに取り組み、患者様向けの医療情報の発信の体制を整備すべきと反省させられる日誌でした。
2006年09月11日 15:11
大腸肛門病関係については協力いたしますので、何なりとご要望ください。

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