台風一過

台風が通り過ぎ、東京では雲ひとつない無風の台風一過の朝を迎えた。
子どものころ、名古屋から伊勢湾に向かって突き出る半島に住んでいたので、伊勢湾台風をはじめいくつかの大きな台風を経験した。

台風が接近すると、早朝から朝焼けの雲が勢いよく流れ、ラジオから流れる台風情報をワクワクしながら聞いたものだ。
暴風雨警報が何時に発令されるかが、もっとも興味のあるところ。
タイミングよく発令されれば、学校はお休み。

台風が通り過ぎた朝の雲ひとつない快晴をはっきり覚えている。
大人たちが後片付けに精を出しているあいだ、1人で近所を探索した。
屋根から落ちて壊れたテレビアンテナ。
アルミ製のアンテナのチューブは、子どもの手でも簡単に曲げられる。
ホウレン草を食べたポパイになりきって、チューブをまげて楽しむ。

木製の塀が倒れてばらばらになっている。
適当な木切れを選んで、工作が始まる。
丘の下の保育園の庭に、急遽できた大きな水溜りに船を浮かべようと、のこぎりで角を切って船型にした。

途中で工作に飽きてしまってそのままにしておいたら、後でやってきた営繕のおじさんが角を切ったままの木切れで塀を補修したため、少年OKの家の塀には船が張り付いた形になってしまった。

それにしても今日の快晴、感激的に晴れ渡っている。
こういう天気を、いつしか『ぴーかん』と呼ぶようになったが、語源は何だろう?

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