相談電話

手術の後に出血の多い患者さんから、毎朝クリニックに電話がかかってくる。
「〇〇さんから電話です」
と事務の女性から告げられると、一瞬緊張する。
「先生、血が止まりません」
なんて内容だったらどうしよう(゚_゚i)

開口一番
「今日はずいぶん減ってきました」
の声を聞いてホッとする。
「あと三日は充分安静にして、それからそーっと外来に来てください」
まいどの如く同じアドバイスをして電話を切る。

毎朝電話を待っている気持ちは
『患者さんに友人のような心配りをする』
という、Dr.OKが理想としている医療に少しでも近づくための楽しみでもある。

午後になって、名指しで電話がかかってきた。
「オクダせんせいですかー?」
口調を聞いただけで、内容がわかる。
「税金対策のために、神戸のマンションが・・」
こういう電話は、情け容赦なく切る。
自分が住む家にもままならないのに、人に貸すマンションなんて。

でもこの手の話、Dr.OKが医者になったばかりの20年前から同じパターンでかかってくる。
「買ったはいいが、貸せなくて、泣く泣く安く売った」
なんて話、超有名じゃないですか。
医者って、よほど世間知らずだと思われているのだろうか。

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