蝉時雨で思い出した

朝から"くゎっ"と晴れている。
天気図では梅雨前線が消えてないけど、気持ちの上では梅雨明け。
通勤途中の、早稲田大学前の通りも、おおい茂る街路樹から、盛んに蝉の声が聞こえる。

み~ん、みん、みん、みぃ~ん

この声を聞くと、元気がでる。
録音しておいて、冬に聞きたいくらい好きな音である。

小学生2年生の夏、Dr.OKは夏休みの間、蝉取りに熱中した。
毎日のように、近くの神社の境内に行って、木にとまっている蝉を探した。
境内の片隅にある消防団のガレージの中には、三輪トラックを改造した小さな消防車が収まっているのをのぞくのも楽しみの一つだった。

採った蝉をどうしたのか、全く覚えてないが、きっとそのままにしてしまったのだろう。
殺生のたたりか、やぶ蚊に刺された足が化膿して、その年に完成した町立のプール開きに間に合わなさそうになった。
困りに困った少年OKは、「おかあちゃま」に連れられて注射はしない約束のハヤシ先生に診せに行った。

「これは、膿がたまっているから、出さなくちゃね」
こともなげに言うハヤシ先生。
生まれてはじめての手術を受けることになり、泣きはしなかったが全身が震えたのを覚えている。
メスというものが登場するのかと思いきや、ハヤシ先生はぶくっと膨らんだ膿のたまっている皮膚を、先の曲がったはさみでチョンと切っただけ。
痛みも何もなく、たまった膿が出た。

なんとかマイシンという、薬をもらって祈るような気持ちで様子をみていたら、翌日には腫れも引いてプール開きには間に合った。
ただ、なぜかプールの時間中は水を飲んではいけないという事だったので、やたらと喉が渇いて困った事だけ覚えている。

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この記事へのコメント

2006年07月30日 01:46
隅田川の花火があったり、蝉の声が聴けたり、本当は梅雨明けてるんじゃないの?と思いたくなってしまいますが、確かに梅雨明け前。
今度は、医師になろうとしたきっかけをブログに載せていただけませんか?ファンはきっと聴きたいと思っていると思います。
2006年07月30日 05:16
「子どもの頃大病をして、医師の懸命な治療により九死に一生を得た」というような感動のドラマはないものですから・・・

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