★★ジオンニュース★★ 日帰りジオン開始

5月15日にアイビークリニックで、日帰りのジオン注治療を始めた。
第一号になっていただいたのは、Tさん(44歳男性)。
インターネットでのご縁で、来院していただいた患者さんだ。

ジオン注射当日、アイビークリニックでは、まず点滴をおこなう。
これはジオン注射中に異常が合った場合、たとえばジオンの副作用に脈拍が異常に少なくなり血圧が下がる場合があるので、
そのようなときにすぐに薬を入れられるようにするための、いわば『命綱』。
また、ジオンの成分は尿で排出されるので、注射後は速やかに体内から排泄するためにも、点滴を行っている。

その点滴ルートから、まず痛み止めの薬を入れる。
肛門という痛みに敏感なところに、局所麻酔の注射を打つので、注射の痛みを和らげる効果を期待しての事である。

患者さんには、おしりの部分にスリットのある検査用のトランクスをはいてもらって、必要以上に局所が露出しない姿勢でうつぶせに寝てもらった。
おしりをテープで左右に軽く引っ張り、肛門部だけ露出するようにした。

さらに、局所を冷やすと痛みを感じにくいので、肛門の中に冷やした棒状の器具を挿入してしばらく待ち、肛門全体が冷たくなったのを確認して、局所麻酔の注射を行った。
通常の局所麻酔剤に、薬の刺激を少なくする薬剤を混入して、麻酔剤がしみるのを防止する。
注射針は、なるべく痛くないように、皮内針という細い針。
子供のとき誰でも経験があるだろうが、腕の内側の皮膚の中に注射するツベルクリン注射で使っているものである。

皮膚の注射が済んでから、長い注射針に変えて括約筋の部分にも注射した。
括約筋の部分は、皮膚ほど痛みを感じないので、やや太い長めの注射針でも大丈夫。
ここまでくれば、痛みは全くなく、肛門括約筋も緩んでいるので、楽に肛門を開く器具を入れる事ができる。
患者さんの指先につけたセンサーからの情報で、モニターには心拍の波形が出ているので、脈の変化に注意しながらジオンを注射した。

注射をしながら患者さんとお話をする。
途中で、痛みや異常な感覚がないか、確認するためにも会話は必要だ。
今年で生誕250周年になるモーツアルトのピアノ曲が静かに流れていた。

注射後、一時間ほど休んでいただいて、異常のないことを確認しての帰宅になる。
さて気になるお値段は、自己負担3割で
¥10,460
さらに今ならお得な無料診察券付き・・なんて事はないっ!

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