土方煮

街で見かける『おふくろの味』の看板を出している料理屋は煮物中心の和食系が多いと思うが、母親の世代や好みによって人それぞれであろう。
Dr.OKを身長183cm、体重9ピーkgの大男に育てた母親の『おふくろの味』は何だったんだろう。

おなかを空かせた子どもに、待ったなしで何か食べさせる腕に秀でていた母親は、何時間もかけて作る料理はほとんどなかった。
肉をいためて野菜を投入し、しょう油と砂糖で味付けするというパターンが多かったと思う。
Dr.OKの子どもの頃は、今よりもっと肉の種類に序列(価格差)があったのか、エライ順に牛、豚、鶏となっていた。

今でも時々、自分で作ってみるメニューとして「鶏肉とキャベツ」の炒め煮がある。
作り方は簡単。
中華なべで鶏肉をいためつつ、砂糖としょう油を投入。
鶏肉に火が通ったら、ザク切りにしたキャベツを放り込む。
ふたをして煮込むと、キャベツから出た水分で、ヒタヒタのスープができるから味見しながら、しょう油と砂糖で味を調整。
煮あがったら、とき卵をかけて出来上がり。
材料を冷蔵庫から出して、出来上がるまで15分。

ちなみに料理の名前は「土方(ひじかた)煮」
父親に聞いた名前の由来は、台風の後片づけや大掃除など家中総出で肉体労働(土方仕事)をする必要があるとき、少ない材料と設備で短時間で調理できて飯と合う惣菜だからだそうだ。

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