熱い食べものや飲み物ををわざわざ好むのは、人間だけではないだろうか。それなのにどうしてネコだけが『ネコ舌』という、熱いもの嫌いの代表選手になっているか、知っていますか? 小学生OKが飼っていたのは犬。 その当事はドックフードなんて物は、都会のデパートでしか売っていなかった(と思う) 当然のこととして、残りもののご飯に味噌汁(名古屋だで赤だしだがね)をかけたものを常食としていた。 ときに、残りの冷や飯がないときに、電気がまから炊き立てのアツアツご飯をよそう。 そんなときに限って、味噌汁もまだアツアツのまま。 犬用の食器としていて使っていた金属製の洗面器を持ってくると同時に、犬は食事を予感してヒュンヒュン鳴きをしている。 冷ます暇もないので、そのまま出してやると、『犬のおまわりさん』状態。 ♪コマッテシマッテ、ワンワンワワン♪ それがネコだと様子が違う。 熱いご飯にカツオブシをかけたものを出してみる。 口をつけようとして、熱いのに驚いて後ずさりする。 ジーッと三白眼で熱いご飯をにらみつける。 決して、困って鳴くようなことはしない。 しばらくにらんでいたかと思うと、おもむろに右手を振り上げる。 振り上げた手を電光石火、熱いご飯にたたきつける。 いわゆる『猫パンチ』である。 熱いご飯は、四方に飛び散る。 それでもやめずに、二発三発とパンチを繰り出す。 しばらくパンチを繰り出して冷たくなった憎っくき獲物を、おもむろに食べだす。 「今日の獲物は、てこずらせやがって」 と思っているのだろうか、食事が終わった後の毛づくろいが、いつもより満足げに見えるのが可愛かった。 *写真は Cheshire-Cat さんにお借りしました。 |
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