特に感銘を受けたのが
『法律ギリギリのところで勝負していることに問題がある。 』
という意見。
どんなに法律で規制したとしても、どうしてもキッチリとは断定できないグレーゾーンのようなものができる。
そこに踏み込まないようにするのが経営者の技量とするのが正論だろうが、そこに踏み込まなければ生き残れないという本音もあろう。
法律による規制も文字通りにとれば違法であっても、『お目こぼし』されているのか何の処罰も受けない事も多い。
時も折り、『「東横イン」が、ホテルの駐車場を完了検査後に撤去し、無断でロビーなどに改造していた』
というニュースが流れた。
設計図を2種類準備しておいてして、当局の検査後に計画的に違法な改造を行っていたというものだ。
インタビューに出てきた東横インの代表者のコメントを聞いてびっくりした。
「時速60Kmの道路を68Kmで走っていて・・・」
これが、この業界の本音なんだろう。
医療業界にも様々なグレーゾーンが存在する。
今までは、病院経営に直接関与しなくても良かったDr.OKにとって、頭の痛い問題である。
オテントサマに顔向けできる、『王道』を歩みたいものだ。
この記事へのコメント
じぬし
Dr.OK
医療改革で混合診療も認める方向にありますが、これも賛否両論があるようです。
詳しくは
http://www.med.or.jp/nichikara/kongouqa/
をご覧下さい。