Dr.OKの消痔堂日誌

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help リーダーに追加 RSS 痛みと出血の関係

<<   作成日時 : 2006/01/25 04:41   >>

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「排便時に出血するのですが、痛みを伴います。悪い病気(癌)ではないか心配です。」
何日かに一通は必ず来る内容の、相談メール。
全く逆で
「痛みのない出血は癌だと聞いたのですが大丈夫でしょうか?」
というメールも来る。

肛門からの出血と痛みの関係。
これだけで癌か痔か、予想する事はできない!
痛みがあるかないかは、病気のある部位で違ってくる。

肛門から1.5pくらい中に、肛門と直腸の境い目がある。
この境い目を歯状線(歯のようにギザギザだからという事になっているが、ギザギザの歯なんてブラッシーか??)と呼び、これより奥は痛みを感じる神経がない直腸の粘膜で、これより外は皮膚と同じように痛みを感じる上皮で覆われている。
したがって、癌であっても直腸の部分にできる直腸癌の場合は痛みがないが、肛門にできる肛門癌は痛みを感じる。

つい先日、メール相談で「近所のクリニックにかかったのですが、切れ痔だということで肛門の診察はなく、痔の軟膏を処方されてきました」というのがあった。
どういう事情でそういう対応になったのかわからないが、Dr.OKの経験した患者さんに『他の病院で切れ痔という事で半年間軟膏を処方されていたが治らないので来院し、肛門癌であった』という患者さんがいる。
肛門癌や指で触れる位置にある直腸癌は、一度でも経験したことのある医者なら指一本で勘単に診断できる。

肛門から出血する場合は、痛みがあってもなくても、一度はきちんと診察を受ける必要があるのは言うまでもない。

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