翼の上の??

画像「おっくん!翼の上にメガネが置いてあるよ」
羽田空港を離陸した直後、窓の外を眺めていたサハラ先生が言った。
「黄色いサングラスの忘れ物」
スーパーマリオにうりふたつのヒゲをぴくつかせながら、イタズラっぽい目が旅の開放感を物語っている。

「えっ、なんですか~」
風邪のために耳抜きができず、突然の難聴に当惑していたDr.OKが聞き返した。
「サングラスだよ、サ・ン・グ・ラ・ス」
小さな窓の外、左前方を指差している。
体を左に寄せて、飛行機の小さな窓から翼の基部に近いところを見ると、何か黄色い物体が・・

画像サンタクロースが飛行機の窓の外から「こんにちはー」というのは、どこかの映画で見た事があったようなシーンだが、翼の上にサングラスの忘れ物というシチュエーションは想像もしていなかった。
よーく見てみると、確かに二つの枠があって、メガネのつるのような形も確認できる。
こうなると気になってしょうがない。

「離陸時の機内案内で、一番にこやかに説明をしていたスチュワーデスさんに質問してみよう。」
という事になった。
そういえば最近の機内案内、ほとんどがビデオで味気ない。
「あの、救命胴衣に空気を吹き込むしぐさがいいんだよねー」
というのは、『クチビルフェチ』の友人が言っていたのを思い出した。

ちょうど通りがかった、全日空741便釧路行きの客室乗務員の方に聞いてみた。
「翼の上の黄色いサングラスはなんですか?」
「えっ??」
どうみても、団体旅行の酔っ払いのおっちゃんの質問である。
小さな窓から確認しても
「なんでしょう??」
「気になるので、操縦士の方に聞いてもらえませんか?」
旅の始まりで、テンション高くなっているDr.OKはヒツコク尋ねる。
「聞く事ができましたら尋ねてみますね」
迷惑だろう質問にも、笑顔を忘れず対応してくれる。

しばらくして
「わかりました」
と(^-^)顔で戻ってきた。
それによると、飛行機が空港で駐機している間、強風のためにフラップが煽られて破損しないように、ワイヤーのようなもので固定するための物とか。

さすが接客業のプロ。
どんなつまらない質問でも、いつも笑顔で誠実に応対する。
そういえば、平田先生のところでは、元客室乗務員の女性に職員の接客教育をお願いしているとか。
5月からDr.OKが始めるアイビークリニックでも、どんな患者さんにも笑顔で誠意ある応対を心がけよう。

この記事へのコメント

Dragon
2006年01月22日 09:30
はじめまして
「翼の上の??」についてですが、ANAのCAさんそんなこと言てましたか?ちょっとびっくりです。
多分ご搭乗になった飛行機はA320という飛行機ではなかったでしょうか?
Dragon 続き1
2006年01月22日 09:32
大型機では緊急脱出のためのドアは、主翼近くでも普通の大きなドアでエスケープスライドという窒素ガスで膨らます滑り台が付いています。ご搭乗になった飛行機は主翼上面の緊急脱出口が小さいドア(脱着式)になっていて、おそらくエスケープスライドがついていない飛行機だと思います。
Dragon 続き2
2006年01月22日 09:32
その代わり機内から「めがね?」にロープを張ってそれを伝って翼の上に脱出するとういう方法です。翼の上からはフラップ(着陸前に翼の後ろに出てくる小さな翼)を滑り台代わりにして滑って降ります。大型機と違って翼が低いので命に関わるような怪我はしないということでこのような方法が取られているようです。
Dragon 続き3
2006年01月22日 09:33
つまりあのメガネはロープを張るためのフックでした。
しかしCAさんが知らないという事は、緊急時にどうやって脱出するのでしょうか?ちょっと心配になりました。
機長の説明のあった強風時の・・・というのは昔のYS-11に似たようなものがありましたが、今の飛行機には有りません。
2006年01月22日 09:37
おーっ、早速正確な情報をありがとうございました。
アイビークリニックの対応は、笑顔で誠意を持って『正確』な情報を提供する事をモットーとします。
Dragon
2006年01月23日 12:55
ロープについては客席の頭の上にある荷物入れの中に「エスケープロープ?」というようなことが書かれています。ご搭乗時はご確認ください。但し、非常時以外は絶対に触らないでください。もし触って収納場所から出してしまうと出発が相当遅れることがあります。あくまでも場所の確認だけです!
ところで「ジオン」のブログが更新されていないのはなぜでしょう?最新情報をみたいのですが・・・・
現在痔主で日帰りで手術が出来るようになる日を待っています。

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  • 「翼の上の??」について

    Excerpt: 「翼の上の??」について 黄色いフックの付いている飛行機に乗ったら、非常の場合の説明をキャビンアテンダントにして脱出用ロープの在り処を探しておかないといけないと言うことですね。 接客教育を元、キャビ.. Weblog: 医業経営コンサルタント racked: 2006-01-23 11:15