Dr.OKの消痔堂日誌

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zoom RSS 手術しなくて大丈夫?

<<   作成日時 : 2005/11/09 05:26   >>

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「便をするたびに痔が出てしまうんです」
そんなメールが今日も届いた。
いわゆる脱肛。
肛門にある痔の血管(痔静脈叢)が大きくなって、いきむと血液がたまって風船のように膨らみ肛門の外に出てきてしまう状態。

急に痔が腫れる嵌頓(かんとん)痔核や血栓性外痔核に比べて、真の意味での「脱肛」は通常痛くない。
脱肛の程度も、ちょっと抑えるとすぐ戻るものも多く、それゆえ患者さんは不便だけれども切羽詰った状態でもない事が多い。

便通を改善して、あまりいきまずに排便する事で脱出が軽減する事もある。
排便後、シャワートイレの水のマッサージ効果で自然に戻る事もある。
手術しないかぎり根本的には治らないが、命に関わらない良性疾患であるゆえ、患者さんが「この痔と付き合っていきたい」と思えば、それも可である。

私の恩師である故隅越幸男先生は、そんな患者さんに
「手術をしてでも治したいと思ったら、また来てください」
と柔和な顔でお話していたのが思い出される。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
非常に個人的な意見ですが、「大丈夫?」と悩んでいる頃はまだしなくていい頃だと思います。面倒なことや苦痛のために「我慢できない、もうしなくちゃ」と思った時が切りドキだと。良性疾患故に決断が自分にゆだねられている点、患者としては逆に困っちゃうんですよね。イザという時すぐに駆け込める信頼できるお医者さんを探しておくことが先決なのかも〜。
元患者
2005/11/14 06:58
良性疾患がゆえに、手術の適応って難しいですね。「切らなくちゃいけない」とは、どうしても言えません。
病院経営にとっては、マイナス要員かも
σ(^_^;)
Dr.OK
2005/11/14 15:53

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