★★ジオンニュース★★ 症状詳記

社会保険診療の病院は、治療費の一部を患者さんに病院で支払ってもらい、その後、月ごとに残りの治療費は社会保険診療報酬支払基金に請求して、審査を受けたのちに支払われるシステムです。
そこで問題になるのが査定。
社会保険診療報酬支払基金の審査員に「行った治療が妥当ではない」と判断されると、請求がばっさりと切られます(これを『査定される』という)。

今回問題になっているのはジオン。
薬の値段はキッチリ決まっているのですが、ジオンを注射する場合の技術料が決まっていません。
痔核からの出血を防止するために、硬化剤を痔核に注射する場合の技術料は決まっていますが、ジオンの場合はそんな簡単なものではありません。
4段階注射法という特殊な方法で注射しなければ効果が期待できないのみならず、直腸狭窄のような重篤な後遺症が生じるというリスクもあります。

その点を考慮して、硬化剤を注射するよりは高い技術料を算定してほしいと言うのが医療機関側の希望。
その理由を、社会保険診療報酬支払基金の審査員にわかるように、詳しく「症状詳記」という書類を書く役割が担当医に回ってきました。

値段が決まっていない物(サービス)を売ってしまって、後から支払いを請求するというのは、なんとも気持ち悪いと言うか、アヤシイというか・・・
きっと、我々パンドー(一般ドクター)にはうかがい知れぬ、深~ぁい理由があってのことでしょうが、タダでさえ忙しいのに、またまたジオンの「症状詳記と呼ばれる言い訳書」を書くという仕事が増えてしまいました。 (^_^;)

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