Dr.OKの消痔堂日誌

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zoom RSS 急におしりが腫れた人へ(Part1)

<<   作成日時 : 2005/04/09 21:28   >>

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いままで、おしりの病気なんて縁の無かった人。
「痔なんて、おじさんの病気だわ、嫌ねぇ」と思っていたお嬢さん。
そんな人たちでも、ある朝目が覚めたら、おしり(正確には『肛門』<目にするだけでも恥ずかしい)が急に腫れていて、
「私の、赤ちゃんのように清らかなおしりは何処へ行ったのでしょう・・・」
と嘆くことしきり。

今回は、おしりが急に腫れて痛む病気のお話Part1です。

肛門科の外来に「突然肛門が腫れて痛む」という症状でやってくる患者さんの中で一番多いのは痔核が腫れた状態。
外の部分の外痔核だけ腫れたものを「血栓性外痔核」、内痔核と外痔核が一緒に腫れて脱出したようになったものを「嵌頓(かんとん)痔核」
といいます。
いずれも痔核の本体である痔静脈叢という血管部分で血栓(血の固まったもの)ができて腫れる病気です。

血栓性外痔核の場合、小さなものなら違和感程度のこともありますが、小豆くらいの大きさ以上になると、痛みが強くなります。
治療は、鎮痛剤と痔の軟膏で腫れが引くのを待ちますが、完全に消滅するには大きさにより一週間から数週間くらいかかります。
痛みが強いのは、腫れてから3日程度なので、その後は小さくなるのを気長に待つことになります。
早く消滅させるには、腫れた部分に局所麻酔の注射をして血栓を取り出してもよいのですが、その傷が治るのにも数週間かかりますから、私は余り積極的に血栓を取り出す処置はしていません。

一方、嵌頓痔核は、腫れている状態で手術は行わないで、腫れがひくまでじっくりと薬の治療(鎮痛剤と痔の軟膏)で待ちます。
腫れる前に痔の脱出症状がなかったなら、完全に腫れがひいた状態になれば、手術の必要がない場合が大部分です。
私は「くれぐれも、大きく腫れて痛いからといって焦って手術をしないように」と薬の治療を続けるように勧めています。

ちなみに、腫れた痔核はジオンの適応外です。

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